『歴史群像』10月号拝受。 特集は「帝国海軍軍備計画1941~1945」(比較のために米海軍の詳しいものを希望)、「シュリーフェン計画という神話」「地中海航空戦」。 巻頭カラーにある阻塞気球と米五大湖の訓練空母(外輪式蒸気船を空母に改造したもの)が興味深い。 個人的にもっともポイント高いのは、やはり巻頭カラーで紹介されているイタリア軽巡「アルベルト・ダ・ジュッサーノ」級。強武装だけどトップヘビーというのは、いずれも辿る道のようで……。 同じく巻頭から。ワーテルローの戦いの結果、フランスからの併合を脱したベルギーは、200周年の今年、2ユーロ記念硬貨の発行を発表。貨幣の独自発行はEUの規定に反するとフランスは反対したものの、ベルギーにも意地がある。通常と異なる額面ならOKという別の規定を使って、2.5ユーロ硬貨を発行した。 同号のハワイを統一したカメハメハ大王の記事を読みながら、ふと『ドラゴンボール』のアニメを観たハワイの人たちの反応が気になった。かめはめ波を撃つたびに、日本でいうなら「徳川家康っ!」と叫んでいるようなものだし。